東日本大震災から10年という節目で感じる想い

東日本大震災から10年が経ちました。
もう10年経ったかと思う気持ちと、あっという間だったけど確かに10年たったなと思う気持ちと混在しています。
個人的には10年という月日を境にということは何もなくて良いと思っております。
被災者の方々もご家族を亡くされた方、思い出を流されてしまった方、様々います。
そんな方々もいる中で10年という何か区切りのようなものは全くなくしてほしいと思っております。
それぞれの時間がきっとあります。

皆様、岩手県大槌町にある「風の電話」というものをご存じでしょうか?
もしご存じない方はこちらの動画をご覧いただきたいです。

私自信はこの動画を拝見して非常にこみ上げてくるものがありました。

最後となることを知らずに、もっと話したかった、そんな想いから「風の電話」があるようです。
「大切な人と過ごせる時間は当たり前のようで当たり前ではないんだな」と、感じました。

だから皆様も是非、今日という日をもう一度、当たり前と思わず、周りの人と話す一日にしてほしいなと思います。
そして3.11でそれぞれが体験した東日本大震災を話し、そして人から聞き、そしてこのような被害を自分の子孫に味合わせないように努力していくことも大切だと思いました。

私自身の話を少しさせていただくと当時24歳、福島県の相馬市という所に住んでいましたが、今思うと復興のためにこうすれば良かったな、あの人にこんな言葉をかけてあげれば良かったなとか色々思うところがあります。

ですが過去は変えられないので、今は未来に向きたいと思います。

今後、このような大震災は私たちが生きている間に必ずまた起きるでしょう。そんな時に東日本大震災で感じた後悔の想いを心にとめて、その時に行動として必ず移して行きたいと思っています。

東日本大震災から10年目、「大切な人と今話そう」そんな言葉を胸に留め置き、明日からまた過ごしていこうと思います。
東日本大震災の被害者の皆様、ご家族の方々、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

東日本大震災から10年
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