お仏壇に関するQ&A
お仏壇の種類はどれを選べばいいの?
お仏壇は大きく分けて、伝統的な形式で造られた伝統型仏壇(唐木仏壇や金仏壇)と、現代的な洋間に合うように造られたモダン仏壇(家具調仏壇)があります。一昔前には○○宗は金仏壇にしなければいけないなどと風習がありましたが、現代では多くのご住職様も様々な祈り方を受け入れる時代になってきており、お好みのデザインのものをお選び頂いて大丈夫かと存じます。近年では全国的にお仏壇の出荷数の大半がモダン仏壇になっております。
大きく分けて下記の3種類に分けられます。
モダン仏壇家具調仏壇や現代調仏壇・リビング仏壇など様々な呼ばれ方をします。 現代の生活様式に合うタイプのお仏壇で、洋間・和室を問わず置けることから近年のシェアは増え続けております。 (首都圏におきましてはお仏壇全体出荷数の8~9割がモダン仏壇となっています)
故人の好みやイメージに合わせられるという点も人気の秘訣ではないかと思います。宗派は問わずどの宗派の方でもお使いいただけます。お仏壇の材料も家具材として使われるウォールナットやメープルなどヨーロッパや北米などの木材を用いて作られております。
唐木仏壇は、黒檀や紫檀などの輸入銘木や、ケヤキや桑などの国産の銘木を使い、木材の木目を生かして造られた昔ながらのお仏壇です。
唐木仏壇は、宗派による形の違いはありません。シンプルなつくりの東京仏壇、内部が三方金で飾られた大阪唐木仏壇など作られた地域によって少し形が違います。
宗派はどの宗派のかたでもお使いいただけます。浄土真宗以外の宗派で飾ることが多かったですが浄土真宗の場合でも唐木仏壇を選ばれる方もおられます。
ルミエールでは唐木仏壇の伝統的な作りや木材を使用してモダン仏壇のようにシンプルに仕上げた和モダン仏壇も販売しております。
唐木仏壇の伝統的な作りや木材を使用し、現代の住宅事情に合わせた仏壇です。唐木仏壇特有の欄間の細かい彫刻など施さず、スッキリしたイメージで、和室にも合うお仏壇です。
金仏壇金仏壇は、白木を素地に漆やカシューなどで仕上げ、金箔や金粉で装飾を施した仏壇です。
蒔絵、彫刻、錺金具などの日本古来の伝統工芸の技法が集約されており豪華さが特徴です。
古くから浄土真宗西・浄土真宗東は金仏壇を推奨しています。宗派によって形状・内部のつくりが大きく異なり、特に浄土真宗の西本願寺派・東本願寺派・高田派の各派は、様式の違いが顕著で、宮殿や欄間のかたちに違いがみられます。
なお浄土真宗以外の宗派で金仏壇を置いてはいけないということはありません。