Question 1

位牌とは？

Accepted Answer

故人の、戒名・俗名・年齢・死亡年月日を記してお祀りするものです。お位牌は故人の霊魂が仮に宿る場所となります。もともとは仏教のものではなく、中国の儒教で使われていたものです。日本には、鎌倉時代に禅僧達が持ち込んで広がりました。 一般の庶民がお仏壇の中にお位牌を祀るようになったのは、江戸時代です。お仏壇にご安置した「お位牌には精神の魂が宿り」、「お墓には肉体の魂が宿る」ということとされています。このようにお位牌・お墓にも大切な意味があるのです。

Question 2

位牌の種類・形にはどんなものがあるの？

Accepted Answer

様々な材質や形がございますが、宗派などでの区別はございません。お好みの材質やデザインからお選びいただけば結構です。またご先祖様やご家族のお位牌で同じ形のものに揃えたり、蒔絵を施した位牌などもありますので故人のイメージに合ったのもを選ぶのも良いでしょう。

Question 3

位牌はいつまでに作るの？

Accepted Answer

葬儀のときの白木の位牌は仮のものですから、49日法要までに仏壇店で本位牌につくり変えます。新しく作った本位牌は、49日法要の時に菩提寺の住職に魂入れをしていただきます。49日法要をお寺で行うときは、お寺さんに本位牌（ご本尊も新しく揃えた場合はお位牌と一緒にお寺さんに持っていく）を持参して魂入れをしていただき、帰宅後、お仏壇に安置します。

Question 4

無宗教ですが位牌はいるの？

Accepted Answer

無宗教の場合、お位牌を作るかどうかはご家族の意思でお決めになられれば良いと思います。ですが日本人の感覚からいえばやはり祈りの対象としてお位牌を持つことをお勧めします。無宗教などの方で戒名が無い場合は、一般に「○○○○之霊位」というように生前の名前を表面に記入します。その場合、裏面の俗名は省くことが多いです。没年月日と行年（享年）は同じように記入します。

Question 5

位牌のサイズの選び方はどうすればいい？

Accepted Answer

お位牌のサイズは基本的にはお仏壇のサイズに合わせて作成します。お位牌の基本サイズは4.0寸となります。この「寸」はお位牌の総高ではなく、札板（文字を書く部分）の高さを指します。なので台座部分の高さによって総高が変わります。気を付けて頂くことが3点あり、1点目は本尊よりお位牌を小さく作るということです。2点目はご先祖様の位牌が既にある場合は、ご先祖様のお位牌より背が高くならないように作るということです。3点目はお位牌を設置した際に、お仏壇の最上段のご本尊の目線よりお位牌の背が高くならないように作るとバランスが良いということです。

Question 6

位牌は複数あってもいいの？

Accepted Answer

故人のお位牌が複数あっても、宗教上も法律上も問題ありません。位牌は本家に一つという決まりはありませんし、位牌分けといって子供の数分、お位牌を作るという地域もあります。例えば、兄弟が多くそれぞれ遠方に住んでいて、両親の供養がほとんどできないといった場合もあるかと思います。その場合はむしろ複数のお位牌を作り、それぞれが供養されることをオススメしております。

Question 7

梵字って何？

Accepted Answer

梵字とは宗派のロゴのようなもので、戒名（法名）の上に彫ります。宗派によって梵字を入れることが多い宗派、ほとんど入れない宗派、があります。また既に自宅にお位牌がある場合は、自宅にあるお位牌の梵字の有無を合わせる形が一般的です。

Question 8

海外製の位牌ってどうなの？

Accepted Answer

近年、急激に海外製のお位牌が増えてきました。確かに値段は日本製のものよりとても安いです。海外の人件費が安く、低コストで作れるのは確かですが、品質はやはり日本製に劣ります。 海外製位牌は品質よりコストパフォーマンスを優先させて製造していることが多いので木地乾燥や下地処理も十分でない場合が多く、その場合、月日が経過すると位牌の台座が反ったり、ねじれたりする場合もあります。その点、国産品は木地乾燥などの工程をしっかり行っており、木の変形などほとんどありません。

Question 9

位牌の生産地は日本のどこが有名？

Accepted Answer

日本での主な位牌の産地は下記の通りです。

会津若松(会津位牌)
京都(京型位牌)
名古屋(中京位牌)
和歌山(高野位牌)

ルミエールでは国産位牌の製造では第1位の出荷数を誇る『会津位牌』や天皇家や徳川家のお位牌も作った歴史のある『高野位牌』を取り扱っており、生産工程から品質まで自信をもっておすすめしております。

Question 10

異なる宗派の位牌を一緒に祭ってもいいの？

Accepted Answer

例えば長男・長女で結婚されて両親の位牌がそれぞれある場合など、このようなケースは多々あることです。お仏壇に異なる宗派のお位牌を祀ることに関しては、ご家族さえよければ問題ないかと思われます。新しく別の宗派のご戒名をいただく必要はないとは思いますが、今後お世話になるお寺様にご相談されてはいかがでしょうか。

Question 11

位牌の通販でちゃんと届くか心配です…

Accepted Answer

お位牌などの通販は不安なこと方も多いと思います。ですが近年では、ネット通販の流通が増え、お仏壇やお位牌などもネット通販でご購入される方は年々増えております。ルミエールではお位牌のご注文の際は必ずお電話にて詳細の打合せをさせていただいております。スタッフが初めてのお位牌作りをしっかりサポートさせて頂いております。ご注文時に分からなかったことなどありましたらお気軽にお申し付けくださいませ。

Question 12

位牌の並べ方・位置に決まりはあるの？

Accepted Answer

お位牌の並べ方と位置には決まりがあります。「お仏壇の形状」によって「お位牌を置ける本数」に違いがありますので、２種類のお仏壇を例に画像付きでご紹介致します。

Question 13

位牌がたくさんあって仏壇に収まらないのですが…

Accepted Answer

お位牌がたくさんになってしまった場合は２種類の方法があります。１つ目は、回出位牌（繰出位牌）に変えて複数のご先祖様のお位牌をひとつにまとめる方法です。回出位牌は商品によりますが大体８枚～１０枚くらい札板が入っています。２つ目は、『○○家先祖代々之霊位』という形で新しくお位牌を作り、ご先祖様のお位牌をひとつにまとめます。その際、戒名などの入ったご先祖様のお位牌はお寺さんに依頼し、お焚き上げします。この場合、ご先祖様の戒名などが分からなくなってしまいますので過去帳にご先祖様の戒名等を記入しておけば良いでしょう。

Question 14

位牌魂入れ（49日法要）の際に用意するものは？

Accepted Answer

ご本尊・脇侍（任意）・新しい本位牌・仮の白木位牌・お布施を用意してお寺さんに入魂して頂きます。

Question 15

位牌の魂入れのお布施の金額はいくら包めばいいの？

Accepted Answer

仏教でいうお布施とは、自分の持っているものを、できるだけ他人に施すという修行の一つです。 法事や葬儀のときのお寺へのお礼は、すべてお布施となります。参考までに４９日法要のお布施は葬儀の際にお寺さんに払ったお布施の１０分の1ぐらいが目安とも言われております。あくまで参考です。どうしても分からないときは、お寺に直接相談するのがよいでしょう。

Question 16

古い位牌の処分について

Accepted Answer

古い位牌の処分はお寺さんに相談されるのが良いでしょう。 お寺では「お焚き上げ」といって、古い位牌やお札をまとめて供養して焼いてくれます。 それにひどく汚れたり、破損した位牌は、新しいものを作り同じようにお焚き上げをしてもらいます。

Question 17

位牌分けって何？

Accepted Answer

お位牌はたいていは1人につき1つ用意されていますが、中部地域と関東の北部地域には、 1人のお位牌をその人の子供の数だけ必ず作る習慣のある地域があります。つまり、跡取りの家に亡くなった人のお位牌が一つというわけではなくて、 亡くなった人の子供全員に位牌が配られるようです。

Question 18

お位牌の保証期間ってあるの？

Accepted Answer

ルミエールではお位牌をお買上げ頂いた方にご安心してご愛用いただくために5年間のお位牌の保証制度を設けております。通常に使用していて不具合等がありましたら保証期間内でしたら無料で修理させて頂きます。

Question 19

回出位牌とは？

Accepted Answer

回出位牌 (くりだしいはい)は、お仏壇に増えてきた複数のお位牌を一つにまとめることができるお位牌です。繰出位牌と書くこともあります。回出位牌の内部は札板が5～10枚程度（枚数は位牌によって変わる）収納できるようになっています。お位牌はある程度の年忌（33回忌又は50回忌）を機に回出位牌や過去帳に変えるのが一般的です。

Question 20

49日までの本位牌を作らず最初から回出位牌でもいいの？

Accepted Answer

最初から回出位牌には入れません。（一部の地域であるようです）あくまでお位牌がお仏壇に入りきらなくなった場合や33回忌や50回忌を迎えたお位牌をまとめるためのものとお考え下さい。新仏の場合は本位牌を作られるのが一般的です。

Question 21

回出位牌は何人まで入れますか？

Accepted Answer

ルミエールでは札板が5名～10名迄を入れる回出位牌をご用意しております。札板の枚数は各商品によって異なります。通常、回出位牌の一枚目には、「○○家先祖代々之霊位」と入れますので、一枚目分を差し引いた数がご先祖様を入れられる枚数になります。

Question 22

回出位牌は宗派問わず作っていいの？

Accepted Answer

どの宗派の方がお作り頂いても大丈夫です。ただし、浄土真宗は通常お位牌を作らず、過去帳や法名軸を作ります。

Question 23

回出位牌の大きさはどれを選べばいいの？

Accepted Answer

お仏壇のサイズに合わせてお選びください。設置した際にお仏壇の最上段にある「ご本尊」の目線より背が高くならないようにするのが良いでしょう。

Question 24

回出位牌の札板（中板）が白木のものは誰が書くの？

Accepted Answer

回出位牌の中には札板が白木のものがあります。黒塗りタイプの回出位牌は1枚目が黒塗りで残りは白木の札板タイプとなります。これは位牌メーカーで墨書きを施すことも可能ですし、お寺さんに依頼して墨書きをして頂くことも可能です。

Question 25

古い位牌に梵字が入っていますが梵字も移しますか？

Accepted Answer

基本的には古いお位牌の内容をそのまま彫ります。また回出位牌の一枚目「○○家先祖代々之霊位」には通常梵字は入れません。 二枚目以降の各ご先祖様のものにお入れします。

Question 26

回出位牌の札板の並び順は？

Accepted Answer

普段は「○○家先祖代々之霊位」と入れた札板を手前にしておき、 故人のお名前を入れた札板は命日や月命日には一番手前の表に入れ替えて、そのご先祖様にお線香をあげます。

Question 27

回出位牌を作った後、入魂や古いお位牌の処分はどうすればいいの？

Accepted Answer

お寺さんに古い位牌の魂を回出位牌に移し替えて頂きます。 その際には「古い位牌」と「新しく作った回出位牌」をもっていきます。 「古い位牌」は、お焚き上げして処分して頂きます。その際にはお寺さんに「お布施」をもっていきます。

お位牌・回出位牌・法名軸に関するＱ＆Ａ

お位牌に関する質問編Questions

回出位牌に関する質問編Questions

法名軸に関する質問編【浄土真宗の方向け】Questions

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