お仏壇に関するQ&A
仏具の飾り方を教えてください。
下記はお仏壇に仏具一式を飾りつけたお飾り例です。
「仏具セット」は通常、6点セットが一般的です。モダン仏壇は従来のお仏壇のように仏具を約11点セット(11具足)飾るのはお仏壇のスペース上、難しいので必要最低限の仏具を6点セット or 5点セットの仏具セットを飾るのが一般的となっています。
なので従来は灯立てや花立てを一対(2つずつ)で飾っていたのに対し、モダン仏壇の場合の「仏具セット」は1つずつ飾るのが一般的です。
- ご本尊・・・お仏壇の中央一番高い位置に飾ります。仏像タイプ・掛け軸タイプがありますのでご予算に合わせてお選び下さい。
- 脇侍(わきじ)・・・ご本尊の両脇に飾ります。脇侍も仏像タイプ・掛け軸タイプがあります。
- お位牌・・・ご本尊より一段下の向かって右側が上座です。既にお位牌がある場合はその段の左側に飾ります。
- 茶湯器・・・2段目or3段目の向かって左側に飾ります。お仏壇の段(須弥壇)が2段しかない仏壇の場合はご本尊の足元に置きます。
- 仏飯器・・・2段目or3段目の段の向かって右側に飾ります。炊き立てのご飯を毎朝お供えします。
- 過去帳・・・お仏壇中央の香炉の奥に飾ります。スペース上、厳しい場合は2段目・3段目の中央でも良いでしょう。
- 香炉・・・お仏壇中央の一番下の段です。中に灰または洗える香炉石を入れてお線香をお供えします。
- リン・・・右側手前の鳴らしやすい位置が良いでしょう。音を出すことで、仏心を呼び覚ますという思想が根本にあると考えられています。
- 灯立(火立)・・・手前のロウソクを付けやすい位置に配置します。お線香の火は必ずローソクからつけます。
- 線香差し・・・お線香を差しておくための台。使いやすい位置でお使いください。
- 花立て・・・左の下の段に置きます。常花や生花を供える際に使用します。常花には「ブリザーブドフラワー」がオススメです。