仏事のQ&A
初盆の迎え方はどうすればいいの?
お盆の入りには、お墓・お仏壇の中ををきれいに掃除します。お仏壇の前には経机 or 祭壇をしつらえます。経机 or 祭壇の一番上にお位牌を飾り、供養する準備をします。
お盆飾りもどこまで丁寧に飾るかという所もあります。ですが近年の傾向で最低限飾って頂きたい仏具は下記の通りになります。
- 「白紋天(白提灯)」・・・玄関先、又はお盆飾りの上部に飾り、故人の霊が迷うことのないようお迎えします。
- 「提灯」・・・お盆飾りの脇に飾り、灯りをともし、ご先祖様をお迎えします。
- 「仏膳」・・・精進料理を供え、仏様への感謝とおもてなしをします。
- 「牛・馬」・・・馬のように早くきて、牛のようにゆっくり帰ってという意味を込めて、牛・馬を飾ります。きゅうりと茄子を見立てて作っても良いです。
- 「生花」・・・お盆の時にはキクやユリやハスなどの生花を飾ることをオススメします。トゲや毒性・ツルがある花を避けます。
- 「経机 or 祭壇」・・・お盆飾りはお仏壇の中にあるお位牌を経机 or 祭壇に出してお祀りします。
- ご自宅の初盆飾りをし、軒先に白紋天(白提灯)を飾る。
- 7月13日又は8月13日にお墓にお迎えに行く。その際、可能であればお迎え提灯に灯りを付けながら、家まで迎える。
- 【迎え火】庭先や玄関先で迎え火として麻幹(おがら)をたく。
- 【送り火】15日か16日の夕方、精霊送りの送り火をして麻幹をたく。その際に白紋天も麻幹と一緒に燃やします。
※お盆のしきたりは宗派や地域によって異なるので、正しくは菩提寺の僧侶に聞いて下さい。
※お盆飾りを迷われている方は「お盆飾りのカテゴリ」を是非ご覧ください。