過去帳のQ&A
過去帳と位牌の違いは?
過去帳(過去帖)とお位牌は故人やご先祖様を追悼する為に用意しますが、両者は大きな違いがあります。
お位牌が故人の魂が込められている、故人そのものと考えられていることに対して、過去帳は魂が入っているものではなく家系図の意味合いが強いことが特徴です。
お位牌をお祀りして、ある程度の年忌(三十三回忌や五十回忌など)を機会に、過去帳に移し変えます。古いお位牌がたくさんになってお仏壇に飾りきれなくなるためです。古いお位牌をまとめる方法は回出位牌という方法もありますが、回出位牌は大体5人~8人程度までしか入れることが出来ませんが、過去帳は非常に多くのご先祖様を記入できるため永年的にご先祖様の供養をして頂くことが可能です。