仏具に関するQ&A

精進料理を飾る仏膳という仏具はいつ使う仏具ですか?

仏膳は故人の命日などの特別な日にご仏前やご先祖様に精進料理をお供えする際に使用します。別名:霊供膳、霊具膳、供養膳、御霊供膳、御霊具膳などとも呼ばれます。

精進料理を飾る仏膳

四十九日・百か日・初盆・一周忌や三回忌などの年忌法要のほか、お彼岸などにも使われます。またお仏壇を新しく買ったり、買い替えた後に行う「開眼供養」の際にも、これら仏膳をお供えするのが一般的です。

基本的には肉や魚などの生き物の食材を避けた精進料理をお供えします。そんな精進料理が手軽に作れるのがこちら「ご先祖さま」です。フリーズドライとなっていて、電子レンジでの調理も可能でとてもお手軽にお作り出来ます。

宗派や地域によってお供えするものなどが異なることがありますので、正式に行いたい場合はご住職などに問い合わせて飾り付けることをおすすめします。なお浄土真宗では、故人は浄土で仏となると考えられており、仏膳は使用しません。