お墓選びのQ&A

永代供養墓(えいたいくようぼ)って何?

お墓参りできない人に代わり、又はお墓参りしてくれる人がいなくても、お寺が責任持って永代にわたり供養と管理をしてくれるお墓です。お盆やお彼岸には法要が営まれ供養されます。永代供養墓は通常、寺院霊園にあることが多いですが一般霊園にあることもあります。他の人と一緒の墓あるいは同じ納骨室に安置されることから、合祀(ごうし)墓、合同墓、合葬(ごうそう)墓、共同墓、集合墓、合葬式納骨堂などとも呼ばれています。

永代供養墓

また、「永代」とはいえ永久に供養してもらえるわけではなく、供養期間は契約内容にもよります。 実際には、十七回忌まで~五十回忌までといったような一定期間までの契約内容が一般的です。

将来子供に心配や負担を掛けたくない方、遠方からご遺骨を移したい方、無縁墓にならない安心できるお墓をお求めの方など、様々な事情に対応するために永代供養墓があります。

永代供養墓のメリット

  1. 寺や霊園が責任を持って供養・管理をしてくれる
  2. 墓石を買わないので一般の墓よりも断然、費用が安い
  3. 宗派・宗旨を問われない(お寺によっては檀家になる条件もある)
  4. 交通の便が良い所にあることが多い

永代供養墓のデメリット

  1. 合同墓では遺骨を二度と取り出すことができない
  2. 赤の他人と一緒のお墓に入れるということなので少し気が引ける