お仏壇に仏具一式を飾りつけたお飾り例です。モダン仏壇は仏具の飾り付けは必要最低限の仏具5~6点セットの「仏具セット」+「おりん」を飾るのが一般的です。
①本尊・・・お仏壇の中央一番高い位置に飾ります。「仏像タイプ」「掛け軸タイプ」があります。
②脇侍(わきじ)・・・ご本尊の両脇に飾ります。脇侍も「仏像タイプ」「掛け軸タイプ」があります。
③お位牌・・・ご本尊より一段下の向かって右側が上座です。既にお位牌がある場合はその段の左側に飾ります。
④仏飯器・・・2段目or3段目の段の向かって右側に飾ります。炊き立てのご飯を毎朝お供えします。
⑤茶湯器・・・2段目or3段目の向かって左側に飾ります。お仏壇の段(須弥壇)が2段しかない仏壇の場合はご本尊の足元に置きます。
⑥花立て・・・左の下の段に置きます。常花や生花を供える際に使用します。常花には「ブリザーブドフラワー」がオススメです。
⑦灯立(火立)・・・手前の「ロウソク」を付けやすい位置に配置します。お線香の火は「ロウソク」からつけるのが一般的です。
⑧前香炉・・・お仏壇中央の一番下の段です。中に「香炉灰 or 洗える香炉石」を入れてお線香をお供えします。
⑨おりん・・・右側手前の鳴らしやすい位置が良いでしょう。音を出すことで、仏心を呼び覚ますという思想が根本にあると考えられています。
⑩線香差し・・・お線香を差しておくための台。使いやすい位置でお使いください。