国産のモダン仏壇の各産地と特徴【日本製へのこだわり】

国産のモダン仏壇の各産地と特徴【日本製へのこだわり】

本日は国産のモダン仏壇(家具調仏壇)の各産地の特徴やその産地で作られている仏壇をご紹介させて頂きます。 はじめにルミエールは取扱い中の仏壇の約9割が国産仏壇でラインナップしております。お仏壇は何度も買い替えるものでもありませんので、日本製のお仏壇の「一生ものに出会って頂きたい」そんな想いから国産の良品のみを取り扱っております。 各産地ごとに特色があり、良質のウォールナットが多い産地、その産地特有のデザイン・技法、など産地ごとにお仏壇作りも異なりますのでご紹介させて頂きます。

ルミエール取扱いの国産仏壇の各産地の特徴

【北海道旭川】北欧の家具づくりのマインドが流れる旭川

旭川で作られた国産仏壇 旭川家具といえば誰もが知っている高品質家具の産地です。そんな旭川が最初に木と向き合ったのは、今から120年余り前。良質の木を素材に丁寧につくり続けてきた実績が評価され、現在では全国そして世界に知られるブランドになりつつあります。

【旭川の特色1】乾燥した風土

そして乾燥した風土の北海道は、湿度を嫌う木材にとって格好の保管場所となります。加工後も反りなどが発生しずらくなります。旭川は木工製品に適した気候です。

【旭川の特色2】世界中から良質木材が集まる卸市場

旭川が良質な木工製品を作れるのは良質な木材の産地・世界中から木材が集まる卸市場でもあるからと言えます。 高級家具材で例えば「ウォールナット」。これらの多くは北海道旭川に集まってくるのです。

【旭川の特色3】北欧家具のようなデザイン

旭川家具のデザインは北欧のデザインと共通する点が多くみられます。それは寒冷地の限られた素材を使用するためだといわれています。素材を大切にし、生活に根ざした北欧のマインドが、旭川の製品にも流れています。

旭川で作られた国産仏壇の紹介

旭川仏壇 響 ウォールナット総無垢

旭川で作られた国産仏壇「響 ウォールナット 台付き」 お仏壇には世界三大銘木のひとつ「ウォールナット」を使用し、その全体の約9割近くをウォールナットの無垢材で仕上げております。お仏壇でここまで無垢材を使用するのは高い技術力が必要です。樹が本来持っている「やさしさと質感」を感じられあたたかい雰囲気を感じることができます。

現代風仏壇 かたりま 葵

旭川で作られた国産仏壇「現代風仏壇 かたりま 葵」 スリムでコンパクトな新しい形の祈り空間。現代の住宅事情に合わせ、幅32cm・奥行32.5cmと非常にスリムなサイズ感はリビングなどの洋室で普段の生活に溶け込みやすいサイズです。

【福島県会津】新しい祈りのデザインを生み出し続ける仏都

福島県会津若松で作られた国産仏壇 日本有数のお仏壇・位牌の産地である、福島県会津若松。その歴史は400年以上に渡ります。妥協を許さない職人の技によって生み出されるものは、材料の選定から、加工、多彩な装飾技術など、さまざまな卓越した技術が詰まった芸術品であり、手仕事ならではの繊細で上質な仕上がりです。

【会津の特色1】荘厳さを残したデザイン

デザインは従来の仏壇の荘厳さを残したモダン仏壇が多いのも特徴の一つです。お仏壇の中心はご本尊様(仏像)が中心となりますが、そのご本尊様を美しく、そして神々しくというデザインコンセプトのもとデザインされているお仏壇が多いのが特徴です。

【会津の特色2】原木の買い付けから行い、一貫生産を行う

原木の買い付けから、製材、木地加工や組立てまで一貫して仏壇を製造しています。一貫生産体制は良質なモノづくりをする場合、非常に重要です。樹は伐採し加工後も常に動き続けるという特性がありますので、自社で乾燥させた木材の特性を見極めながら職人が丁寧にお仏壇を制作しています。

会津で作られた国産仏壇の紹介

モダン仏壇 伝心 ウォールナット フロアタイプ

会津で作られた国産仏壇「伝心 ウォールナット」 伝心は、お仏壇らしい荘厳さと、現代の多様な生活空間に合うデザインを兼ね備えたモダン仏壇です。仏壇の上部は、階段・門・光を表現したデザインで、階段を上り、門を通り抜けると幻想的な光へと続くという造りになっております。扉も折りたたむことができ、無駄のない洗練されたシンプルなフォルム。

モダン仏壇 伝心 ナチュラル フロアタイプ

会津で作られた国産仏壇「伝心 ナチュラル」 伝心は、明るいナチュラル色もございます。明るい色合いの栓の木材をメインに、異なる色の木材が組み合わされています。和室洋室問わずご設置いただけるモダンなデザインです。

最高級仏壇 白虹 ウォールナット 台付タイプ

会津で作られた国産仏壇「デザイン仏壇 白虹」 シンプルな佇まいと荘厳さを兼ね備えた最高級仏壇。日本を代表するインテリアデザイナー内田 繁氏によってデザインされた新しい祈り空間。白虹の内面は金沢産の本金箔を贅沢に100%使用し、LED照明を内側から照らすことにより神々しくご本尊様を美しい光で包みます。光に包み込まれたご本尊様は神々しく、心の拠りどころとしてご先祖様と私たちとを見守ってくれているようです。

【静岡県】良質な仏壇を生み出し続ける木工産地

静岡県で作られた国産仏壇 静岡県は徳川家のお膝元。3代目徳川家光が静岡浅間神社の大造営を行った際に、各地より移住してきた職人による木工や漆芸の伝統が今も引き継がれ、木製家具の産地として知られています。モダン仏壇の産地としては徳島県に次ぐ出荷数です。安定した品質と高い技術が特徴で当社のお仏壇も約5割が静岡産の国産仏壇です。

【静岡の特色1】安定した品質と高い技術

お仏壇は通常の家具と違い、非常に細かいパーツから作られています。大きさなどにもよりますが通常の家具のドレッサーが約160パーツからなるのに比べ、モダン仏壇は約420パーツからなります。組立てにはそれだけ職人の手間と高い技術が必要になります。ルミエールでは仕入れの際に検品を必ずしますが、不具合がほぼなく安定している品質の産地の一つは静岡のお仏壇です。

【静岡の特色1】色々な家具デザインを得意とするメーカーが多い

家具でいうとアンティーク専門家具メーカーであったり、艶々のピアノ塗装を得意とする専門家具メーカーであったりと専門的に特化したメーカーが多い産地でもあります。

静岡で作られた国産仏壇の紹介

アンティーク調仏壇 ボヌール クラシック 脚付き&椅子付き

静岡で作られた国産仏壇「ボヌール クラシック」 アンティーク家具専門の家具メーカーが作り上げたお仏壇で、手の込んだ細かい彫刻、アンティーク加工を施した金具、曲線ラインを生かしたフォルムなど、職人のこだわりが極上の祈り空間を生み出しました。

モダン仏壇 ベータ市松 ナチュラル

静岡で作られた国産仏壇「ベータ市松」 小さくておしゃれなデザインの静岡産の国産モダンミニ仏壇。高さはわずか49cmとコンパクトサイズです。コンパクトサイズながらもお仏壇に必要な機能はすべて備わっており、しっかりとお祀り頂けます。仏壇台も同じデザインの仏壇台が豊富にありますので仏壇台も検討中の方にオススメのお仏壇です。

【飛騨高山】今も高い技術が根付く「飛騨の匠」

飛騨高山で作られた国産仏壇 家具作りで有名な「飛騨高山(ひだたかやま)」は岐阜県にあります。飛騨高山には、古代の平城京や平安京の造都という国家事業に大活躍した「飛騨の匠」に総称される文化と伝統があります。飛騨高山が木と向き合ってからの歴史はそれほど古く、歴史ある木工製品の産地です。

【飛騨高山の特色】曲げ木の技術は随一

「飛騨の匠」と飛騨地域の豊かな自然に西洋の曲げ木の技術が融合し、飛騨の家具は誕生しました。飛騨高山の最大の特徴は曲げ木の独特の高い技術に、天然木の風合いや温もりを活かした、美しくも暮らしに根ざしたデザインの家具です。特に椅子やテーブル、机などの脚を持った家具が有名な産地です。

飛騨高山で作られた国産仏壇の紹介

携帯型仏壇 ポーター ウォールナット

飛騨高山で作られた国産仏壇「ポーター ウォールナット」 「携帯する供養壇 ~ポーター~」は、故人への様々な想いに合わせ、どこへでも持ち運べる小さな仏壇です。大きくて置き場所に困るといった方のニーズに答える為、最小限の仏具(写真立て・花立て・火立て・香炉)をすべてしまって持ち運べるように設計されております。「飛騨高山」の木工職人が無垢素材を潤沢に用いて、木の素材感を大切にし、丁寧に一つ一つ手作りで仕上げております。

携帯型仏壇 ポーター ブナ

飛騨高山で作られた国産仏壇「ポーター ブナ」 ポーターは持ち運びが可能なお仏壇です。こちらのナチュラルな色合いの木材はブナを使用しております。ブナ材は水分量が多く加工が難し木材です。飛騨高山の歴史とブナ材の関係は非常に深く、ブナの加工を得意としている産地です。

【広島県府中】良質家具の産地として名高い府中

府中で作られた国産仏壇 家具の街 府中において家具作り(タンス作り)がはじまったのは今から290年ほど前です。タンスなどの婚礼家具において今の府中ブランドの地位を築いた産地です。府中家具でよく見られる蟻組み(ありぐみ)など釘などを使わずに強度を増す技法なども府中には豊富に技術として根付いています。

【府中の特色】蟻組みなどの特有の技術

府中家具には木材と木材の接合部に釘などを使わずに強度を増す「蟻組み」などの技法が特徴です。お仏壇にもその技術がふんだんに使用されております。

府中で作られた国産仏壇の紹介

家具調仏壇 森樹 ウォールナット 18号

府中で作られた国産仏壇「森樹」 木材のナチュラルな質感はお部屋にあたたかい印象を与えてくれます。ウォールナットの無垢材で作られた特徴の格子上のデザインは洋室・和室共にマッチし、設置場所を選びません。お仏壇の引出し部分に府中仏壇特有の蟻組みが見られます。

家具調仏壇 ヴァーグ 20号 ニューギニアウォールナット

府中で作られた国産仏壇「ヴァーグ」 大自然の木の息吹・生命力を感じることが出来るウッドデザインの家具調仏壇。木材のナチュラルな質感はお部屋にあたたかい印象を与えてくれます。総無垢材で作られた流線型の扉は寄せては返す「さざなみ」をイメージして作られました。お仏壇の引出し部分に府中仏壇特有の蟻組みが見られます。

【徳島県徳島】仏壇の出荷数NO.1の仏壇産地

徳島で作られた国産仏壇 徳島県は、古くからお仏壇の産地として栄えた土地で唐木仏壇・家具調仏壇を合わせると全国一位の生産量を誇っています。現在でも唐木仏壇は徳島で作られているものが非常に多く、家具調仏壇と唐木仏壇を比べるとやはり唐木仏壇の方が製造する為に高い技術が必要となります。なので家具調仏壇もそんな生産体制のもと作られているので技術力は非常に高いです。

徳島で作られた国産仏壇の紹介

モダン仏壇 ポルガ 18号

徳島で作られた国産仏壇「ポルガ 他のお仏壇にはない”満月のような背面のデザイン”で和風の雰囲気が漂い、ご本尊様の存在感を引き立てます。徳島では随一の仏壇メーカーによって製造されています。

モダン仏壇 善心 25号

徳島で作られた国産仏壇「善心」 モダンデザインの中にも和の雰囲気を残し、和室・洋室共にマッチする人気の徳島産の国産仏壇。伝統型とモダンの中間デザインの和モダン仏壇で、流行や時代に左右されることがない、デザインは家族の心の拠りどころとしてふさわしい空間を演出します。

【福岡県大川】家具生産高日本一を誇る木工の産地

大川で作られた国産仏壇 大川家具は室町時代までさかのぼれると言われるほどの長い歴史を持ちます。現在は量産家具の製造会社が多く、ありとあらゆる家具を製造しており、生産高では日本一を誇ります。職人の層の厚さや伝統を守り大事にする技の伝承と、常に新しいものを取り込もうとする改革精神の融合こそ大川の産地としての魅力です。

大川で作られた国産仏壇の紹介

家具調仏壇 ポルト ウォールナット 19号

大川で作られた国産仏壇「ポルト」 世界三大銘木のウォールナットを無垢材でふんだんに使用したポルト。ウォールナットの表面仕上げは木の質感を最大限に生かす為の「オイル仕上げ」を採用。オイル仕上げは木の表面に植物油を薄く塗りこむ塗装方法で木の導管をふさぐことはないので加工後も木がしっかり呼吸いたします。木材のナチュラルな質感はお部屋にあたたかい印象を与えてくれます。

国産仏壇の産地まとめ

以前、お客様とお仏壇の産地の話になった時に「徳島県」の出身のお客様でお仏壇は徳島のものが良いという方がいらっしゃいました。生まれた故郷で作られたお仏壇はきっと愛着も湧きますし、また故人様の故郷であったり、ゆかりの地である場合もあると思います。国産仏壇も産地ごとに非常に特色がありますので、商品ページなどでお気にかけて頂ければと思います。 今後もお仏壇についての情報をご紹介していきますので是非ご覧くださいませ。最後までお読み頂きありがとうございました。
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当記事に関連する「よくある質問」

お仏壇の購入時期はいつ頃がいいの?

お仏壇を購入する時期は、四十九日までに購入する方が多いでしょう。
四十九日までに必ず本位牌を作りますが、その際に本位牌を飾る場所がないのは少し寂しい気がします。 故人を偲び、お線香をあげに来て下さる方もいらっしゃいますので出来れば早目に用意するのが理想です。

それ以外は、引っ越しによる買い替え・お盆お彼岸年回忌家の新築・リフォームなどを機会としてお求めになる方が多いです。お仏壇を購入するのに、良い時期、悪い時期はありません。「ご先祖様や故人様をご丁寧にお祀りしたい」そう思い立ったときが購入時期といえます。


お仏壇の意味や役割とは?

お仏壇は本来、「仏様をお祀りする家庭の小さなお寺」としての意味を持ち、「ご本尊を迎え、お位牌や家を守ってもらう」という背景があります。しかし、現代では宗教心が薄れてきたこともあり、従来の考え方よりも「故人を偲び、対話する場」としてお仏壇を購入する方が増えています。

東証一部上場の鎌倉新書が行ったお仏壇の購入後アンケートによると、以下のような回答が多く寄せられています。

  • 故人を思い出す頻度が増えた
  • 故人の出る夢を多く見るようになった
  • 以前よりも心が穏やかに幸せな気分になった

このように、お仏壇が日常生活にもポジティブな影響を与えていることが伺えます。

さらに、最近では「樹木葬や海洋散骨」などでお墓の在り方が変化してきました。それに伴い、遺骨の一部をミニ骨壺に納め、お仏壇に飾る方も増えています。お仏壇の役割も時代の変化と共に変わり続けています。


お仏壇は宗派によって違うの?

お仏壇は宗派によって違うの?

昔は宗派によって「浄土真宗は金仏壇」「それ以外の宗派は唐木仏壇」などありました。

ですが現代では「全宗派でスタンダードとなるモダン仏壇」が主流になり、宗派による違いを気にされる方はほとんどいなくなりました。

モダン仏壇・唐木仏壇・金仏壇とお仏壇の種類は様々ありますが、お好きなデザインのお仏壇を選ばれて良いでしょう。

現代ではお仏壇本体はお部屋にあう好きなものを選び、中に入れる「ご本尊」だけ宗派に合わせるのが一般的です。


お仏壇への「仏具の飾り方」を教えて下さい。

お仏壇への「仏具の飾り方」を教えて下さい。

お仏壇に仏具一式を飾りつけたお飾り例です。モダン仏壇は仏具の飾り付けは必要最低限の仏具5~6点セットの「仏具セット」+「おりん」を飾るのが一般的です。

①本尊・・・お仏壇の中央一番高い位置に飾ります。「仏像タイプ」「掛け軸タイプ」があります。

②脇侍(わきじ)・・・ご本尊の両脇に飾ります。脇侍も「仏像タイプ」「掛け軸タイプ」があります。

③お位牌・・・ご本尊より一段下の向かって右側が上座です。既にお位牌がある場合はその段の左側に飾ります。

④仏飯器・・・2段目or3段目の段の向かって右側に飾ります。炊き立てのご飯を毎朝お供えします。

⑤茶湯器・・・2段目or3段目の向かって左側に飾ります。お仏壇の段(須弥壇)が2段しかない仏壇の場合はご本尊の足元に置きます。

⑥花立て・・・左の下の段に置きます。常花や生花を供える際に使用します。常花には「ブリザーブドフラワー」がオススメです。

⑦灯立(火立)・・・手前の「ロウソク」を付けやすい位置に配置します。お線香の火は「ロウソク」からつけるのが一般的です。

⑧前香炉・・・お仏壇中央の一番下の段です。中に「香炉灰 or 洗える香炉石」を入れてお線香をお供えします。

おりん・・・右側手前の鳴らしやすい位置が良いでしょう。音を出すことで、仏心を呼び覚ますという思想が根本にあると考えられています。

⑩線香差し・・・お線香を差しておくための台。使いやすい位置でお使いください。


お仏壇の向き・方角は決まりがあるの?

お仏壇の向きに関しては、基本的には特定の方角に制限はありません。仏教の教えでも「この向きがいけない」といった決まりはありません。ただし、一般的には南向きや東向きが良いとされています。一方で、「北向きは避けた方が良い」と言われることもありますが、これは風水において北が陰の気を持つとされるためです。ただし、歴史的に様々な説があるため、特に強い信仰心がない限り、方角にこだわる必要はないでしょう。

【南面北座説】お仏壇の扉が南向きになる説

仏壇を南に向け、北を背にして仏壇を安置する考え方です。この向きは仏壇に直射日光があたらず、風通しもよいので、最適な仏壇の安置場所になります。ここから、仏壇の北向きはよくない、と言われるようになったようです。曹洞宗・臨済宗はこの向きを推奨するようです。

【西方浄土説】お仏壇の扉が東向きになる説

西方浄土とは極楽浄土のことで、西方浄土の方向にある西に向かって拝めるように、仏壇を東向き(お仏壇の扉を東に向ける)に安置します。浄土真宗本願寺派(西)・浄土真宗大谷派(東)・浄土宗・天台宗はこの向きを推奨するようです。

【本山中心説】宗派の総本山に向かって拝む説

お仏壇の前に座って礼拝するとき、拝む延長線上に宗派の総本山がある方向に安置します。
本山によって、住む場所によって、西向きにも東向きにも南向きにもなります。真言宗はこの考えを推奨するようです。

上記の通り、どの説をとるかでお仏壇の向きはどの方向にも変わります。あまり向きにはこだわらず住宅の事情に合わせて問題ないでしょう。


お仏壇の設置場所はどこがいいの?

お仏壇の設置場所はどこがいいの?

家の中でのお仏壇の設置場所は家族で毎日拝める場所を選ぶことが重要です。

従来は和室の「床の間」や「地袋(床の間の脇の小戸棚)」などに設置するのが一般的でしたが、近年では和室自体を設けない住宅などもあり、 モダン仏壇は洋間に置いても違和感がないという事からリビングなどに設置する方も多くなっております

またお仏壇は木材で出来ているので、冷暖房が直接当たってしまう場所や直射日光が当たる場所は劣化を早める為、避けて下さい

また同じ部屋の中に神棚を設けている場合、神棚とお仏壇が向かい合うのは避けたほうが良いでしょう。 どちらかに拝んでいるときに背を向けてしまうということから「凶相」であるといわれています。 2つ同じ部屋にを置く時は、並べて置くか、L字になるように置きましょう。


お仏壇のサイズの○○号って何?

お仏壇のサイズの○○号って何?

お仏壇の「高さ」を表すのに○○号という表記で表します。

仏壇・仏具の寸法は尺寸法が基本になっています。(1寸=約3cm 1号=約3cm)

例えば20号のお仏壇の場合、20×3でお仏壇の高さは60cmのお仏壇といった表記です。
上記をまとめると、高さ表記の〇〇号は「3」を掛ければ実際のお仏壇の高さとなると思って頂ければと思います。


お仏壇の種類はどれを選べばいいの?

お仏壇の種類はどれを選べばいいの?

お仏壇には、モダン仏壇と伝統型仏壇(唐木仏壇や金仏壇)があります。かつては宗派ごとに仏壇の形式が決まっていましたが、現代では多くのご住職様が様々な祈り方を受け入れており、お好みのデザインを選ぶことができます。近年では、全国的にモダン仏壇の出荷数が増えて主流です。

モダン仏壇(近年のスタンダード)

モダン仏壇は家具調仏壇やリビング仏壇とも呼ばれ、現代の生活様式に合ったタイプです。洋間・和室問わず設置できるため、人気が高まっています。特に首都圏では、お仏壇全体の出荷数の9割がモダン仏壇です。故人の好みやイメージに合わせやすい点も人気の理由です。宗派に関係なく使用でき、ウォールナットやメープルなどの家具材を用いて作られています。

伝統型仏壇(唐木仏壇)

唐木仏壇は、黒檀や紫檀などの輸入銘木や、ケヤキや桑などの国産銘木を使用し、木材の木目を生かして作られた伝統的な仏壇です。宗派による形の違いはなく、どの宗派でも使用できます。ルミエールでは唐木仏壇の取り扱いはありませんが、唐木の木材を用いて、シンプルな「和モダン仏壇」というジャンルで販売もしています。

伝統型仏壇(金仏壇)

金仏壇は、白木を素地に漆やカシューで仕上げ、金箔や金粉で装飾された豪華な仏壇です。蒔絵、彫刻、錺金具など日本古来の伝統工芸技法が用いられています。特に浄土真宗の各派で金仏壇が推奨されていますが、他の宗派でも使用できます。

以上のように、お仏壇には様々な種類があり、現代のライフスタイルに合わせたものを選ぶことができます。


お仏壇の購入価格は平均でいくら位?

お仏壇の購入価格は平均でいくら位?

全国のお仏壇の平均購入価格は「約33.6万円」です。

こちらのデータは東証一部上場企業の「鎌倉新書」という仏事のデータ会社のお客様購入金額データをもとに作成したものです。


お仏壇の保証期間はありますか?

ルミエールでは「5年間のお仏壇・家具・仏壇台の保証制度」を設けております。通常に使用していたのに扉が開かなくなったなどそのような事がありましたら「保証期間内でしたら無料で修理」させて頂きます。

詳しくは「5年保証期間内の修理依頼【0円修理】」をご覧ください。


長男ではないのでお仏壇はいらない?

伝統的に長男が仏壇を継承するという習慣が根強く残る地方でも、その慣習に変化が見られます。長男でなくても、故人への敬意を表すためにお仏壇を飾り、ご供養される方が多くなっています。現在は、以前のような世襲制度がなくなり、長男次男に関わらず、しっかりとご供養したい方はされるし、されない方はされないという風潮です。

こうした変化により、個人や家族の信仰や価値観に基づいて、仏壇の在り方も多様化しています。例えば、故人のお位牌が複数存在することについて質問されることがありますが、お位牌が複数あることは全く問題ありません。過去の偉人でも位牌やお墓が全国各地に複数存在する例があるように、多くの人々から手を合わせてもらえることは、故人にとって幸せなことです。さらに、地域によっては、子供の数分だけお位牌を作る「位牌分け」という習慣も存在します。

このように、現代の仏壇文化は伝統を尊重しつつも、現代の生活環境や価値観に合わせて柔軟に変化しています。


お仏壇が一つの家に二つあっても良いのですか?

普通お仏壇は一家に一つですが、いろいろな事情で二つある家庭もあります。

例えば、

  1. 家族の中に代々の宗旨とは別の宗旨を信心している人がいる
  2. お嫁さんの実家のお仏壇を引き取ることになった

などです。

1.の場合は「信仰の自由」を尊重し、それぞれの部屋に置いてお祀りすればよいでしょう。ですが本来のルールとしては同じ家のなかに複数のお仏壇がある状態ですが、基本的には好ましくないとされています。

2.の場合は、置く場所の都合で困難な時は、奥様の実家のお仏壇は整理するようになります。奥様の実家のお位牌を一緒にまつることも、ご家族の了解さえあれば問題ありません。お仏壇を1つにまとめるのは決して悪いことではありません。

また先々、お子様が先祖の仏壇や位牌を見ていくことを考えれば、一つにまとめてあげた方が良いでしょう。


お仏壇ページに記載されている「お仏壇の品質表示の見方」を教えてください。

お仏壇ページに記載されている「お仏壇の品質表示の見方」を教えてください。

お仏壇業界では正しい品質表示をユーザーに提示することが義務づけられています。しっかりとした仏壇店は「仏壇公正取引協議会」の会員となり、仏壇公正取引協議会の定めた方法で品質表示をしています。(ルミエールは正会員です)

ですが、その品質表示は専門用語が多い為、一般ユーザーは非常にわかりづらいです。なのでお仏壇の商品ページに記載される品質表示の項目がどこの部分を指しているのかを図解付きでご説明いたします。

図解付きの説明は「お仏壇の品質表示の見方」をご覧ください。


薄板貼り?厚板貼り?無垢材?木材の使用量について。

薄板貼り?厚板貼り?無垢材?木材の使用量について。

お仏壇の商品ページをご覧いただくと品質表示の欄に「薄板貼り」「厚板貼り」「無垢材」などの用語がでてきます。これはお仏壇の木材がどのように使用されているかを表記しております。

図解付きの説明は「木材の使用量について(薄板貼り・厚板貼り・無垢材etc)」をご覧ください。


お仏壇の木材はどんな種類があるの?

お仏壇の木材はどんな種類があるの?

お仏壇の原材料には、ウォールナット・メープル・黒檀・紫檀といった銘木が使われています。 銘木というだけあって木目が美しく、格調高い趣があるのが特徴です。

特に高級木材の黒檀・紫檀においては類似木材が黒檀・紫檀と表示されることのない様に細かく分類されております。これは「仏壇公正取引協議会」で厳しく定められています。

図解付きの説明は「お仏壇の木材の種類」をご覧ください。


お仏壇の芯材について教えて下さい。

お仏壇の芯材について教えて下さい。

一般ユーザーは「木材で出来たお仏壇はすべて同じ木材で出来ている」と思われることが多いのですが、実はお仏壇も家具もそのケースはあまりありません。

一般的にお仏壇や家具の表面に見えている木材は、薄くスライスした木材を表面に貼りつけていて、内側の芯材は木質繊維板(MDF)と言われるものを使用するケースがほとんどです。

仏壇公正取引協議会の芯材の定義は「お仏壇の台輪・戸板・戸軸の芯材の50%以上使用しているものを芯材の表記とする」とされています。お仏壇に使われることのある芯材は大きく分けて下記の4種類です。

① 無垢(ムク)

総無垢や単に無垢ともいいますが、表面材と同じ木材で芯材まで同じ木材で作る加工を言います。お値段は工数と材料費が非常にかかる為、高額になります。作りは木材が加工後も呼吸するため、高い技術をもった工場が作らないと反りや割れが発生しやすく「扉が閉まらなくなった」などの問題が発生しやすくなります。木材はしっかりと長い年月をかけて乾燥したものを使用するのが制作時のベースとなります。

ですがそれでも木材の反りや割れなどの木の動きをゼロにすることは出来ないので設計段階から反りなどが発生しても良いように扉にあらかじめ隙間を設けたものとすることが多くあります。

② 木質繊維板(MDF)

MDFは「木のチップをぎゅっと圧縮して接着剤で固めたもの」です。なので無垢材のように木材が呼吸することはなく、変形することはない為、品質は非常に安定します。

「MDFは嫌だ」という方もいますが、これは一昔前の「海外製のMDFの悪いイメージ」が定着しているためと思われます。国内でつくられるMDFは内部に使う「木のチップの材質」や「接着剤などの種類」まで規格化されていますので安心です。

また重量は無垢材よりも重くなる場合が多く、お仏壇がずっしりとした重量感になります。

③ 天然木

天然の木材を芯材として作られるお仏壇もあります。昔ながらの唐木仏壇などは天然木が芯材のお仏壇が数多くあります。天然木は木材の種類を表示する義務はないので、実際の天然木に何が使われているのかを表示している仏壇店は非常に少ないです。当店では「和モダン仏壇 導理 紫檀」や「和モダン仏壇 導理 本黒檀」などはニヤトー(別名:南洋桜)という桜の木に似た性質の木材を使用したりしています。目には見えない部分になりますので高級な木材を芯材として使用することはほとんどありませんが、工数がかかるため、高価となります。また天然木はMDFなどと比べ、人口的に作ったものではないので、その部分から好まれることが多いです。

④ 天然合板

合板は文字の通り、「板を合わせて接着した芯材」です。ベニヤ板などとも呼ばれたりします。木材はカラマツ・スギ・パインなどを使用して板を重ねて合板を作ります。ホームセンターなどに行くと売っている板などを想像して頂くとわかりやすいかもしれません。こちらは芯材表記で表記されることはあまりないのですが、加工性に優れておりお仏壇の芯材に使われることの多い材です。


お仏壇の表面仕上げはどれがいいの?

お仏壇の商品ページをご覧いただくと品質表示の欄に「表面仕上げ」という項目があり「ウレタン仕上げ」「オイル仕上げ」「ラッカー仕上げ」などの用語がでてきます。これはお仏壇の木材の仕上げ方法で塗装をすることでお仏壇の木材の劣化を防ぎます。なのでお仏壇を永く愛用して頂く為に、こだわって頂きたいところでもあります。

また意外と見た目にも大きな影響を与えます。サラサラしている木材の表面、ツルツル鏡面の表面など、お部屋の家具との相性にも左右します。

図解付きの説明は「お仏壇の表面仕上げ解説」をご覧ください。


F★★★★(フォースター)とはなんですか?

F★★★★(フォースター)とはなんですか?

フォースターとは、お仏壇に使う塗料・芯材・接着剤などのホルムアルデヒド発散速度に応じてF★ ~ F★★★★でJIS・JASで定められる基準を言います。ルミエールの全てのお仏壇で「最高ランクのF★★★★の塗料・芯材・接着剤」を使用しています。なのでアレルギーなどをお持ちの方などすべての方にご安心してご使用頂けます。

(※1)近年、住宅を中心に入居した人がめまいや吐き気、頭痛、などの症状が現れる「シックハウス症候群」が問題となっています。原因の一つに建材や家具などから発散するホルムアルデヒドなどが原因とされています。フォースターを使用しているからといって、ホルムアルデヒドを全く発散しないわけではないですが、基準をクリアしたものとしてないものでは、発散速度や発散量が全く違うものになります。


お仏壇の日本製・中国製・インドネシア製の違いは?

近年、安価な海外製のお仏壇もとても増えてきました。現在お仏壇市場に出回っている8割が海外製といわれています。

その中でルミエールは残りの2割の国産仏壇にこだわり、店内全体の9割を国産仏壇でラインナップしております。

ですが、1割程度、インドネシア製と中国製もございます。それぞれ取り扱った経緯も含めご紹介致します。現在弊社で取り扱っているお仏壇は下記の3つの国の商品のみです。

日本製のお仏壇

国産のお仏壇は品質が海外製に比べ、高品質です。お客様は「国産ゆえの品質の安心感」、そして「国産品だから故人様にふさわしいよね」とそんな背景で選ばれる方が多いようです。国産仏壇の特徴は下記の通りです。

  • 使う場所と同じ環境下で作っている為、木材の狂いが少ない。
  • 日本人の妥協のない繊細な国民性のもと製造しているため、高品質である。
  • 海外にはない独自の技法(蟻組技法)や技術(手書き蒔絵)などが豊富にある。
  • 国産の良いものを購入したいというユーザーに向けて製造している為、スペック自体が高スペックなものが多い。
  • 国内工場はほとんどF☆☆☆☆(塗料etcのJIS基準)に順守している

インドネシア製のお仏壇

最後にインドネシア製のお仏壇ですが、海外の中では国産に一番近い品質で作っているお仏壇の中の一つです。お仏壇で最高級木材の部類に入る「本黒檀」や「本紫檀」ですが、これはインドネシアが産地です。(日本では産出できない木材です)

弊社で取り扱っているインドネシア製のお仏壇は、国内大手仏壇メーカーが自社インドネシア工場で生産しているお仏壇です。外部のインドネシア工場に作らせているわけではないので、品質は国産とほぼ変わりません。それゆえに当店は採用しています。

国産仏壇と並べてあった場合に「どちらが国産でしょう?」と言われても、当店の店員でさえ誰も見分けられないほどの仕上がりです。インドネシア製仏壇の特徴は下記の通りです。

  • 【当店の場合】黒檀・紫檀の厚板貼りや無垢材で作られた高スペックなものが多い。国内で作った時のコストと比べて2/3くらいのコストカットが出来ている。
  • 【当店の場合】国内メーカーが運営する海外工場のため、国産品と使う素材や工程は全て一緒で、違うのは製造国のみ。
  • インドネシアの方は日本人と匹敵するほど真面目で、かつほとんどの方が親日。

中国製のお仏壇

中国製のお仏壇はルミエールでは全体の1~2%しか取り扱っておりません。「良いもの安く」の当社コンセプトにそぐわない点が多いので、自然と展示本数も少なくしております。中国製のお仏壇に多いのがプリント材(木目の写真を張り付けたもの)です。○○調(例:黒檀調)と書かれている木材はプリント材になります。これは品質を求める方にはオススメしません。

  • 日本国内メーカーで中国工場をもつメーカーはルミエールが知る限りない。ゆえに中国の工場のため、品質は中国基準で作られているものが多い。
  • コストパフォーマンス重視なので木材の乾燥に時間をかけずに作っている場合が多い。(扉等の不具合につながる)

お仏壇を購入した後は入魂するの?

お仏壇を購入した後は入魂するの?

お仏壇だけ購入した場合は基本的には「入魂の必要」はありません。(地域性あり)

お仏壇の中に入れる「ご本尊お位牌」を購入した際にはお寺さんに入魂して頂きます。また当店ではオリジナルサービスを展開しており、お寺さんのお付き合いがない場合は「お位牌の入魂、本尊の開眼供養の代行サービス」にて入魂済の商品をお届けすることも可能です。

ご本尊(仏像・掛け軸)の入魂

ご本尊(仏像や掛け軸)を新しく購入したり、お墓を建てたときには、僧侶に依頼し開眼法要を行います。 この儀式をすることで、単に形のあるものだけであった、ご本尊(仏像や掛け軸)や尊像に変わります。 このような、供養のことを、開眼式や開眼供養(入魂式、魂入れ、お性根入れともいう)といいます。 文字の通り、「仏様の目を開く」儀式です。

例外として浄土真宗では本尊などに魂を込めるという概念が無いため、 開眼法要は営まず「御移徙(ごいし)」と呼ばれる慶事の法要を営みます。

家に本尊を安置するということはおめでたいこととされ、開眼供養は慶事です。なのでお寺さんに渡す熨斗袋の水引は紅白を使用します。ルミエールでは仏像をご購入頂きましたお客様には宗派に合わせた紅白の熨斗袋をサービスしております。

お位牌の入魂

49日法要までに本位牌を購入し、入魂して頂きます。その際は49日法要までの仮のお位牌「白木位牌」と新しく作った「本位牌」を用意し、法要を行い、入魂して頂きます。

お位牌の入魂に対するお寺さんに渡す熨斗袋は「お布施」の熨斗袋に合わせて入れる形となります。ルミエールではお位牌をご購入頂きましたお客様にはお布施の熨斗袋をサービスしております。


お仏壇の中に写真を飾っていいの?

お仏壇の中に写真を飾っていいの?

仏教的には、故人様の写真はお仏壇の中には飾らないでお仏壇の脇などに置いた方がよいと言われています。 お仏壇は「家の中のお寺」のような存在です。お寺にはご本尊とお位牌を安置しますが、写真は飾りません。写真は見るものであり、礼拝の対象ではないと仏教ではされているからのようです。

ですが仏壇店の観点からいうと、お仏壇は「故人様を思い出す大切な場所」ですので、写真を飾られて、全く問題ないと思います。むしろそちらの方が気持ちも入りますし、故人様とも繋がっている気がして良い気がします。

もし気になる場合は、お仏壇の中には入れず、お仏壇の前の経机や下台などにスペースを設け、そこに写真を飾られることをお勧めします。


毎日のお仏壇へのお参りの仕方は?

朝のお参り

  1. 朝起きたらお仏壇の扉を開けます。
  2. 私どもの朝食の前に「炊き立てのご飯」と「お水 or お茶」をお供えします。(浄土真宗は水は不要)
  3. ろうそくに火をともし、線香に火をつけて、香炉に移します。
  4. お鈴を2回鳴らします。(正式には宗派によって回数異なる)
  5. 合掌してから深く一礼をします。
  6. お参りが終わったらご飯を下げて食べることが多いです。
  7. お仏壇は開いたままにしておきます。

夕方または夜のお参り

  1. 朝のお参りと同じ工程を行います
  2. 最後にお仏壇の扉を閉めます。

上記は一般的に多いお参り方法です。扉をあけたままにされる方もいれば、ご飯や水などは法要や命日の時だけにされる方もいらっしゃいます。そのご家庭に合わせて無理なく行うのが重要です。

お参りの仕方ですが、さらに深くには、宗派ごとに線香の本数が異なったり、おりんの回数が異なったりします。それらの正式な飾り方が知りたい方は当店ブログの「お仏壇の正しいお参り作法」をご覧ください。


お仏壇の花は何を飾ればいいの?

お仏壇の花は何を飾ればいいの?

花を供えることを供花(くげ)と呼びます。供花は仏様にとって、重要な供養の一つとされます。花のような心で仏様の徳をたたえ、また花の美しさから浄土の風光を仰がせていただくのです。お供えする花に特別きまりはありませんが、やはり見ていて綺麗で心の落ち着くものがよいでしょう。

トゲがあったり、悪臭を放つもの、有毒なものは、避けましょう。またしきたりとして、蔓(つる)に咲く花は用いません。

ブリザーブドフラワー【水やり不要】

生花を飾るのは大変という方は、ブリザーブドフラワー(生花を特殊加工したもの)を推奨しております。水やりも不要で、3年~5年は美しい状態を維持します。

野に咲く花

季節ごとの「野に咲く花」をお供えしても良いでしょう。毎日のお散歩がてらに、お花を摘んで故人様にお供えするのも素敵ですね。


お仏壇の掃除・手入れはどのようにやればよいの?

お仏壇・お位牌のお掃除は「濡れ拭きは避けるよう」にして下さい。必ず「乾いたクロス」などで拭くようにして下さい。

ご本尊のお手入れは毛バタキでホコリをはたきます。念入りなお掃除をする日を決めても良いと思います。お盆の前や年回忌前には大掃除をし、迎えたいものです。


お仏壇が地震で倒れないか心配なのですが?

近年、東日本大震災・熊本地震もあり、またいつ地震が起きるかわからない状況です。ルミエールでお仏壇をご購入頂いたお客様のお仏壇には全て「すべり止めを貼ってから出荷」させて頂いております。

東日本大震災の際は当店の近くは震度6弱といった地震でしたが、当店のお仏壇はすべり止めを貼っている為、一本も転倒しませんでした。

万が一転倒した場合は、修理を有償ですが、承ります。ご自宅から引き上げ、製造工場にて修理し、元の位置に設置までいたしますのでご安心ください。


お仏壇の電球が切れてしまいました。

当店で購入頂きましたお客様限定で「お仏壇のLEDライト交換」のページを設けサービスとして展開しております。是非ご利用下さい。

WEBサイトからご注文頂ければ、同じ形状のライトが届きますので、お客様にて取り付けをお願いしております。(円形タイプは工具不要で、回してつけるだけが多いです)