お仏壇に関するQ&A
お仏壇を飾る意味って何?
お仏壇は家の中のお寺のような存在です。
お仏壇の最上段には少し高くなったところがありますが、これを須弥段といい、「ご本尊」を祀ります。
位牌壇(一段下)にはお位牌(ご先祖様)を祀ります。これはご本尊にお位牌(ご先祖様)が守られているという考え方です。
お仏壇の前に座るとなぜか自然に姿勢が正され、きちんとした態度をとります。
毎朝、ご先祖様に家族の無事・日々の感謝をし手を合わす。時に懺悔の気持ちを願うこともあるでしょう。
日々の生活の中にこのようにお仏壇があることにより仏様が必ず精神的な支えとなって、守ってくれるというのが私たち日本人の自然な思いです。
死後の世界があるのかどうかは分かりません。ですが、亡くなられた方が今もどこかにいらっしゃると考えることは自然な思いです。
もしそうだとしたら、お仏壇を買い、毎日、ご供養し、会話をかわすことで、亡くなされた方は喜び、そして、見守ってくれるでしょう。そう信じることで、前向きに生きていくことができます。
最近では子供の教育の為にお仏壇を買われる方も増えております。
家族がお仏壇にお祈りする姿は、家族への信頼や、他人に対する慈愛の心を育て、目に見えないものの価値を考える姿勢を育てます。また、お仏壇はご先祖様や親戚のことを学ぶためのきっかけにもなります。