お位牌の選び方/作り方

お位牌を準備するとき、「どのサイズを選ぶべき?」「白木位牌から本位牌へはいつ切り替える?」「宗派で違いはある?」「デザイン位牌やモダン位牌でも良いの?」など、分からないことが多く不安を抱かれる方が大変多いです。

現代では、伝統型位牌だけでなく モダン位牌天然木の位牌ガラス位牌 など、デザイン性に優れた選択肢も増えており、暮らしやお仏壇、故人様の雰囲気に合わせて自由に選べる時代になりました。

このページでは、位牌の基本知識から、サイズの見方、購入のタイミング、宗派ごとの考え方、戒名を彫る流れまで、失敗しないためのポイントを丁寧に解説します。また、初めての方が抱きやすい疑問にお答えするQ&Aも充実しており、安心して読み進めていただける構成になっています。

「どれを選べばいいか分からない」「故人様らしい位牌を作りたい」という方に、正しい選び方の基準が分かるページです。大切なご供養のために、ぜひ参考にしてください。

お位牌の選び方を知る

お位牌のデザインを伝統型かモダン型か選ぶ

お位牌のデザインを選ぶ(伝統型orモダン型)


お位牌を伝統型のお位牌にするか、モダン型のお位牌にするかは、基本的にはお客様のお好みで良いでしょう。デザインからお位牌を選ぶ方は「故人様へのイメージ」で選ばれる方が多い印象です。

  • 歴史や伝統を重んじる人だったから歴史ある伝統型位牌にしよう
  • 唯一無二の模様や柄に心惹かれたから、ガラスの位牌を選ぶことにしよう
  • シンプルでおしゃれな人だったからモダン型のシンプルなお位牌にしよう

などイメージでの選び方は様々ですので、当店の「お位牌全種類カテゴリ」からまずはさらーっとどんなイメージのものがあるか探してみると良いでしょう。

「宗派」によるお位牌の違い

「宗派」によるお位牌の違いを知る

お位牌はほとんどの宗派で飾ります。ですが「浄土真宗本願寺派」「浄土真宗大谷派」だけは、本来はお位牌を設けない宗派です。

また、これらの2つの宗派で推奨されているお位牌としては「法名軸」と呼ばれる浄土真宗専用のお位牌です。法名軸が多くなってきたら「過去帳」という仏具に故人様や先祖の情報を書き記していきます。

※特に宗教心はない浄土真宗の方はお位牌を作られる方も多く、当店のお客様では約5割の方は普通にお位牌を作られていきます。その点を踏まえてご家族で相談すると良いでしょう。

また自身の宗派が分からない場合は「家の 宗派 を確認する方法」をご覧ください。

お位牌職人がお位牌を作っているイメージ

お位牌の産地から選ぶ

ルミエールの「国産位牌カテゴリ」では国産でもさらに産地を細分化して表記させて頂いております。

過去に購入したお客様から「亡くなった主人は東北の人だから」という理由で「会津若松で作られたお位牌」を選ばれたお客様がいました。お仏壇が作られた産地もお位牌選びの理由になるとルミエールでは捉え「国産位牌カテゴリ」では産地別に選ぶ事が可能です。


また商品ページでは各産地の職人がどんな想いで生産しているかなどのインタビューも各ページに掲載しておりますので、是非ご覧頂けますと幸いです。

多様化する供養のスタイル

供養のスタイルを決め、飾り方を決める

お仏壇はその家の宗派の「ご本尊」を真ん中に飾り、その脇に「お位牌」を飾る形がベーシックなお仏壇の飾り方です。こちらはお仏壇で「故人供養+先祖供養」をされたい方に向いています。

その他「お位牌」のみで飾る方、「お位牌ミニ骨壺」で飾る方など祈りの方法は多様化しています。こちらはお仏壇で「故人供養のみ」をされたい方に向いています。

お位牌のサイズを選ぶ

お位牌のサイズを選ぶ

お位牌のサイズ選びにはいくつかの注意点があります。

  • サイズは「●●寸」ではなく、あくまで「総高」でサイズを決める
  • ご本尊様の総高を超えないようにする
  • 既にあるご先祖様のお位牌の「総高」を超えないようにする
  • 夫婦は同じ「総高」か、男性を少し大きくしても良い。
  • 子供は親のお位牌の「総高」を超えない。

これらがお位牌のサイズ選びの要点です。あまり最初に作るお位牌が小さいと後々の追加されていくお位牌が小さい位牌になっていきますので、最初に作るサイズは小さすぎないようにして下さい。

さらに詳しくは「お位牌のサイズ(大きさ)の選び方」をご覧ください。

既にあるお位牌にデザインをあわせr合わせて製作する

既にあるお位牌と同じデザイン選ぶことの選択肢を知る

ご先祖代々ずっとこの形のお位牌なんだというお客様もいらっしゃいます。特に伝統型のお位牌はそのケースが非常に多いです。

なので当店と伝統型位牌メーカーの取り組みとしては「あえて変化させない」という運営をメーカーと共に行っております。伝統型位牌を当店でご注文頂く場合は、その点ご安心とご信頼を頂けたら幸いです。

それらの取り組みを行っているメーカーは「会津位牌」と「高野位牌」となります。

様々なお位牌の作り方がある説明

様々な作成の方法があることを知る

お位牌は1名1柱が基本ですが、それ以外の作り方も沢山ありますのでご紹介致します。

夫婦位牌

その名の通り、夫婦2名で1柱のお位牌を作ることを指します。彫る場所が狭くなりますので文字が小さくなる点と、対応できる位牌と対応できない位牌が存在します。

また夫婦同じタイミングで亡くなることがあまり無い為、夫婦位牌を作るタイミングとしては「夫婦両名が亡くなったタイミングで子供がご両親の夫婦位牌を作る」が一般的です。これは当店で多くのお位牌が+3000円の追加料金で対応しております。

さらに詳しくは「夫婦位牌を作る際に知っておきたい7つのこと」をご覧ください。

俗名だけで作る位牌

戒名を貰っていない方はお位牌どうやって作るのだろうという方も結構多いと思いますが、その場合も俗名だけでお位牌を作ることが可能です。「山田太郎之霊位」という形で作るのが一般的です。

さらに詳しくは「戒名なしで俗名のみで作る本位牌の作り方」をご覧ください。

先祖位牌

ご先祖様のお位牌をまとめる方法として「回出位牌」のほかに「先祖位牌」というものがあります。「徳川家先祖代々之霊位」と入れて作成することもあります。裏面には何も記入しません。

さらに詳しくは「先祖代々の位牌の作り方」をご覧ください。

生前に作る位牌(逆修牌)

生前にお位牌を作ることも可能です。寺院に生前戒名をつけてもらい、生前位牌を作成します。その際に戒名の一部を赤字にしたりします。

さらに詳しくは「生前位牌(逆修牌)を作る際に知っておきたい6つのこと」をご覧ください。

仏壇公正取引協議会と全日本宗教用具協同組合に加盟したお仏壇店です

購入するお店を選ぶ仏壇店を選ぶ

これは仏壇店自身がが仏壇店の選び方を説明しても、説得力に欠けますが念のため紹介します。当店のお客様でも正直、他の仏壇店をオススメするお客様もいます。例えば「品質・デザインよりも価格だけを重視するお客様」はルミエールは正直あまり相性がよくありません。

このようにお店選びにはお客様ごとに様々な要素があり、優先順位もそれぞれ異なります。また、店舗で直接購入するか、インターネットで購入するかによっても重視すべきポイントは変わってくるでしょう。

仏壇公正取引協議会 & 全日本宗教用具協同組合 に加盟しているか。

当店も加入していますが、特にこの組合や団体に加盟しているから、そのお店は良いというわけでもありません。ですが宣言のようなものと当店は捉えています。この内容を理解して品質表記します、といった企業が登録しています。

HPに豊富な商品や情報を掲載しているか

店頭販売でもネット販売でも、欲しい商品が揃っていて情報が豊富な店が、最良の仏壇選びにつながります。逆にHPが魅力的ではないけど、葬儀社の紹介だから、家の近くにあるからという理由は、正直あまりオススメはできません。

スタッフは親切か

スタッフの親切さはどんなお買い物をする際にも重要かと思います。親切さはスタッフ個人によってもそうですが、意外と企業によってスタッフの風土が結構異なります。購入前に確認すると良いでしょう。

スタッフの知識があるか

これはとても重要です。想像して下さい。お位牌の文字の入れ方が異なって製作されて、何年も間違いに気づかない。。このようなことが起きないようにスタッフの知識量はとても重要です。

寺院による入魂・開眼供養の風景

本位牌の作成後は最後に「入魂」をして完成です

お位牌は寺院による「入魂」をして初めてお位牌としての意味を成します。49日法要の際に「本位牌へ入魂」して頂くのが一般的な流れです。その際に寺院にお布施を渡して入魂して頂きます。お布施を入れる「お布施袋」に関してはお位牌購入者様には無料でサービスしております。お布施の金額については「お布施の金額について」をご覧ください。

入魂を依頼する寺院がない場合

本来はご自身で寺院に依頼することが良いのですが、寺院とのつながりがないという方も現代では多いです。そんな方には当店が代行して寺院にて入魂法要をして頂き、入魂したお位牌をお客様にお届けすることも可能です。ご希望の場合には「お位牌の入魂、本尊の開眼供養の代行サービス」をご覧ください。

お位牌の作り変えの処分供養の様子

お位牌の作り変え、古いお位牌の処分について

お位牌の作り変えも様々なシーンであると思います。例えば「小さなお仏壇に買い替えして大きなお位牌が入らなくなった際」や「沢山のお位牌を一つにまとめる回出位牌に作り変えの際」などです。

お位牌の作り変え時の流れ

  1. 新しいお位牌を作成する
  2. 寺院にて古いお位牌から新しいお位牌への魂の移し替えの法要
  3. 寺院にて古いお位牌のお焚き上げを実施(引き取ってもらう)

が正しい流れです。もし寺院とのつながりがない場合は「お位牌の入魂、本尊の開眼供養の代行サービス」をご利用下さい。

お位牌の処分だけの流れ

お付き合いのある寺院または仏壇店にて「お位牌の魂抜き供養処分」を依頼する形が一般的です。当店に依頼する場合は「古いお位牌・本尊の撥遣供養処分」からご依頼ください。

お位牌選びに役立つ動画

お位牌のサイズの選び方 【再生時間:3分2秒】

お位牌のサイズの選び方の説明動画です。お位牌のサイズの基礎知識、初めて1本目のお位牌を作る場合、既にお仏壇にお位牌が飾ってある2本目以降のお位牌のサイズ選びをご紹介しています。

モダンデザインの「お位牌」の人気おすすめ10選 【再生時間:2分51秒】

ルミエールで人気のモダン位牌のおすすめ商品をピックアップしてご紹介させていただきます。国内の職人によって一つ一つ心を込めて作られており、ルミエールで企画からデザイン、名入れまで行っているオリジナルのお位牌も数多く取り扱っております。

よくある質問

お位牌はいつまでに作るの?

葬儀のときの「白木位牌は49日法要までの仮の位牌」ですから、49日法要までに仏壇店で本位牌につくり変えます。


新しく作った本位牌は、49日法要の時に菩提寺の住職に魂入れをしていただきます
49日法要をお寺で行うときは、お寺さんに本位牌と仮位牌(白木位牌)を持参して魂の移し替えをしていただき、帰宅後、お仏壇に安置します。


お位牌は複数あってもいいの?

この質問はお客様から多く受けます。故人のお位牌が複数あることは、仏教上も全く問題ありません。過去の偉人などをみてもお位牌やお墓などは全国各地に必ずと言っていいほど複数あります。それだけ多くの方から手を合わせてもらえることこそ、故人にとっては幸せなのではないのでしょうか。位牌分けといって子供の数分、お位牌を必ず作るという地域もあります。


ガラス位牌やクリスタル位牌が素敵ですが、本位牌として問題ないの?

ガラス位牌やクリスタル位牌が素敵ですが、本位牌として問題ないの?

ガラス位牌やクリスタル位牌は、現代的で美しいデザインが特徴で、故人を偲ぶための新しい選択肢として人気があります。
仏教において位牌が必ず木製でなければならないという決まりは存在しません。最も重要なのは、位牌が故人を偲ぶための故人そのものであるという点です。故人の記憶を適切に反映し、祀ることができるならば、材質や形状は何も気にする必要はないでしょう。


浄土真宗ですがお位牌を作らない宗派と聞きました。本当に作らなくていいの?

浄土真宗ですがお位牌を作らない宗派と聞きました。本当に作らなくていいの?

浄土真宗では、亡くなった人は阿弥陀仏の救済によってすでに極楽浄土に往生していると考えられています。そのため、位牌を作らずに、「過去帳」や「法名軸」で故人を供養するのが宗派上は正式とされています。

しかし、お位牌を作りたいという気持ちは自由です。宗派の教えに関係なく、お位牌を作るお客様は多くいらっしゃいます。当店の浄土真宗のお客様のお位牌作成の割合としては「4割はお位牌」「3割は過去帳」「3割は法名軸」を作成されていきます。

お位牌を作るか不安な場合は、菩提寺に相談しましょう。もし浄土真宗の正式な供養をされたいという方は「過去帳」や「法名軸」での供養をご検討下さい。

※ちなみに浄土真宗には多くの派がありますが、その中で「浄土真宗高田派」に関してはお位牌を作ることが正式とされています。


異なる宗派のお位牌を一緒に祭ってもいいの?

例えば長男・長女で結婚されて両親の位牌がそれぞれある場合など、このようなケースは多々あることです。

お仏壇に異なる宗派のお位牌を祀ることに関しては、ご家族さえよければ問題ないです。

宗派に関してはもともと別々のご宗派だった家が一つになるので「梵字」や住職によって異なる「行年・享年の書き方」などが違うと思いますが、今後作るお位牌に関しては、お付き合いされていくお寺さんの書き方に合わせていくとよいでしょう。


無宗教ですがお位牌はいるの?

無宗教ですがお位牌はいるの?

無宗教の場合、お位牌を作るかどうかはご家族の意思でお決めになられれば良いと思います。ですが日本人の感覚からいえばやはり祈りの対象としてお位牌を持つことをお勧めします。

無宗教などの方で戒名が無い場合は、一般に「○○○○之霊位」というように生前の名前を表面に記入して位牌を製作します。その場合、裏面は没年月日と行年(享年)を裏面に記入します。


お位牌のサイズの選び方を教えてください。

お位牌のサイズの選び方を教えてください。

本尊とのバランス1

ご本尊より背が高くならないように「ご本尊の総高 > 回出位牌の総高」でお位牌を作るようにします。 お仏壇において一番重要性が高いものはご本尊となるためです。仏教的視点からお仏壇の中で「ご本尊は師匠」で「お位牌は弟子」の関係です。なので師匠の高さは超えないようにするのが良いといわれています。

本尊とのバランス2

推奨のバランスとしては、上記のようにお仏壇に設置した際にお仏壇の最上段にある「ご本尊」の目線より背が高くならないようにするのが、良いバランス例です。ですが段数が少ないお仏壇もありますのでこちらはあくまで必ずではないですが、推奨としてお考え下さい。

既存位牌とのバランス

ご先祖様のお位牌より背が高くならないように作るようにすると良いでしょう。

それゆえ、新しくお仏壇とお位牌を購入される場合は、最初に小さいお位牌を作ってしまいますとその後の位牌がどんどん小さくなってしまいますので、お仏壇に合わせあまり小さすぎないお位牌をお選びいただくことをお勧めいたします。


お位牌は電話で注文できますか?

お位牌は文字入れ商品ですので、お電話でのご注文は「聞き間違い」の原因にもなるため電話注文は受け付けておりません。

ネット上から文字入れ情報を記入の上、ご注文をお願いいたします。


お位牌のネット通販で心配です。きちんと届きますか?

当店では月間300本程度の位牌を製作し、間違いなくお届けできるよう以下のような受注体制を設けております。

■レイアウト確認サービス(+500円)
彫りの着工前に文字内容やレイアウトに間違いがないか、位牌の校正画像をメールでご確認いただけるサービスです。
校正の修正は2回までは追加料金がかかりません。

■納期管理
万が一お位牌の在庫状況などによりご法要日までにお届けが困難な場合には、受注後速やかにご連絡いたします。

お客様にご不安がないようきめ細やかなご連絡を徹底しておりますので、どうぞ安心してご注文くださいませ。


お位牌には保証期間はありますか?

ルミエールでは「5年間のお位牌の保証制度」を設けております。通常に使用していたのに不具合等がありましたら「保証期間内でしたら無料で修理」させて頂きます。

保証規定

以下の場合は無料保証の対象外となりますのでご注意ください。

・取扱い説明書に反する使用によって生じた不具合・故障
・お買上げ後の移動・落下・衝撃によって生じた不具合
・天災によって生じた不具合・故障(地震・火災・風水害・落雷等)
・保証期間を過ぎた場合

特記事項

・保証期間はお位牌がご自宅に到着してからの期間となります。
・入魂後のお位牌は魂抜きを事前に菩提寺にして頂いてから当社がお預かりする形となります。
・寺院にお支払いするお布施代金などは保証対象外です。
・保証・交換の際、対象商品が製造・販売中止の場合、当社が指定する同等の代替品と交換となる場合があります。
・商品保証は国内のみ有効となります。
・商品保証は当社から直接ご購入頂いた商品のみ有効となります。

上記の保証期間はあくまで目安であり、保証期間後でも柔軟に対応させて頂きたいと考えております。
是非、ご安心してご購入くださいませ。


お位牌を購入した後は入魂するの?

お位牌を購入した後は入魂するの?

「お位牌」を購入した際には寺院に入魂して頂きます。

多い流れとしては49日法要の際に「49日までの仮位牌」と「仏壇店で作った本位牌」をもっていき、新しい本位牌へ魂の移し替えをしてもらいます。

その際に寺院に渡す御礼の表書きは「お布施」です。当店ではお位牌購入者様へ無料で「お布施袋」をサービスしています。

ご本尊(仏像や掛け軸)を新しく購入したときには、なるべく同時のタイミングで入魂(開眼供養)を行います。その際は「お布施」と「開眼供養料」の両方を用意するのが一般的です。


お位牌がたくさんあって仏壇に収まらないのです。何か良い方法があれば教えてください。

お位牌がたくさんあって仏壇に収まらないのです。何か良い方法があれば教えてください。

お位牌は複数のお位牌をまとめる方法が2通りありますのでご紹介致します。

回出位牌にまとめる

1つ目は、回出位牌(繰出位牌)に変えて複数のご先祖様のお位牌をひとつにまとめることができます。
回出位牌は商品によりますが大体8枚~10枚くらい札板が入っています。

先祖代々の位牌を作り、文字情報は過去帳へ

2つ目は、『○○家先祖代々之霊位』という形で新しくお位牌を作り、ご先祖様のお位牌をひとつにまとめます。
その際、戒名などの入ったご先祖様のお位牌はお寺さんに依頼し、お焚き上げします。この場合、ご先祖様の戒名などが分からなくなってしまいますので「過去帳」という仏具にご先祖様の戒名等を記入しておけばなお丁寧でしょう。


お位牌の字体(フォント)は選べますか?

お位牌の字体(フォント)は選べますか?

お位牌の書体は2種類のパターンからお選びいただけます。

  1. 標準彫り:綺麗な楷書体になります。文字間も均一で、お客様の約70%がこちらの書体をお選び頂きます。
  2. 手彫り風:手書きのような書体です。書道でいう「ハライ」「ハネ」が特徴的な書体です。なお、通常の文字で入ることがない場所などもハネる可能性がありますので予めご了承ください。


いずれも機械で彫った後に金を練り込み作成しています。
書き文字とは違い、しっかりと彫っているので、経年たっても消えることなく美しく残ります。経年劣化後に再度、金を入れなおすことも可能です。


お位牌のレイアウト(文字配列)を教えてください。

お位牌のレイアウト(文字配列)を教えてください。

まず初めにお位牌のレイアウトは必ずこのレイアウトにしなければいけないなどの決まりはありません。

初めてお位牌を作る方は一般的な形として「1人用パターン①」をオススメしております。
すでに他のお位牌がある場合は、他のお位牌にレイアウトを合わせる形が良いでしょう。


夫婦位牌で2名で1つのお位牌にしたいです。夫婦位牌のレイアウト(文字配列)を教えてください。

夫婦位牌で2名で1つのお位牌にしたいです。夫婦位牌のレイアウト(文字配列)を教えてください。

夫婦位牌もレイアウトは必ずこのレイアウトにしなければいけないなどの決まりはありません。

初めてお位牌を作る方は一般的な形として「2人用パターン①」「2人用パターン②」をオススメしております。
すでに他のお位牌がある場合は、他のお位牌にレイアウトを合わせる形が良いでしょう。

また当店では「片側に彫り、経年後にもう片側彫る」ということはできません。これは経年後の文字入れ時に損傷リスクを伴う為です。また文字の色合いなども年数次第で変わってしまいますので、美しくない為です。

もし当店で夫婦位牌を作る場合は「同時に彫りを入れる際」に承ることができます。例えば、父上様の1名用の位牌が既にあり、母上様が亡くなった場合に、父上様の1名用のお位牌の魂を、新しい2名用の夫婦位牌に「49日法要の際に魂を移す方法」をとることで「同時に彫りを入れる」ことが可能です。

※さらに詳しく知りたい方は「夫婦位牌を作る際に知っておきたい7つのこと」をご覧ください。


戒名は作りませんでした。俗名のみのお位牌のレイアウト(文字配列)を教えてください。

戒名は作りませんでした。俗名のみのお位牌のレイアウト(文字配列)を教えてください。

戒名が無い場合、生前の名前(俗名)の下に「〇〇〇之霊位」と入れる事で戒名を授かる事と同じ意味をなすと言われています。

故人様が山田花子さんであれば「山田花子之霊位」となります。之霊位は「のれいい」と読みます。これをご戒名の代わりとしてお位牌の表面の真ん中に配置します。

お位牌の中央上部に梵字・冠文字を設けることがありますが、梵字・冠文字もその宗派の教えに沿うことを意味しますので、戒名無し位牌はまず付ける事はありません。

※さらに詳しく知りたい方は「戒名なしで俗名のみで作る本位牌の作り方」をご覧ください。


ご先祖様のお位牌をまとめる「先祖位牌」の作り方を教えてください。

ご先祖様のお位牌をまとめる「先祖位牌」の作り方を教えてください。

まず基礎知識としてご先祖様のお位牌を「先祖位牌」に移してよい時期は「33回忌」又は「50回忌」の「弔い上げ(とむらいあげ)」後となります。

先祖位牌の表面には「○○家先祖代々之霊位」といれます。その上には「梵字・冠文字」または「家紋」を入れることもあります。そして先祖位牌の裏面は何も記載しません。

また彫り文字の内容を残したい場合は「回出位牌」や「過去帳」を作られることをおすすめします。

※さらに詳しく知りたい方は「先祖代々の位牌の作り方」をご覧ください。


水子(0歳)のお位牌の作り方を教えてください。

水子(0歳)のお位牌の作り方を教えてください。

産まれてくる前にお亡くなりになる子の事を「水子(みずこ)」と呼ばれます。葬儀や火葬などがお決まりの流れとなっている大人と違い、水子供養は必ず行わなくてはならないものではありません。

ですが、水子供養を行うことで、産めなかった子どもに対して愛情や謝罪の気持ちを伝え、「地蔵菩薩(お地蔵様)」に迷わず極楽浄土に行けるようにお願いすることで、自分の中で気持ちの整理もつけやすくなります。

水子位牌の作り方は、通常、上記のような表面のみのレイアウトが一般的です。俗名や没年月日も定かではないケースが多いので入れないケースが多いです。まれに、裏面に「行年 当歳(0歳の意)」と入れる場合もあります。

※さらに詳しく知りたい方は「水子供養・赤ちゃん・小さい子供のお位牌について」をご覧ください。


お位牌最上部に入れる「梵字・冠文字」「家紋」について教えてください。

お位牌最上部に入れる「梵字・冠文字」「家紋」について教えてください。

梵字・冠文字

梵字・冠文字とは宗派のロゴのようなもので、戒名(法名)の上に彫ります。
宗派によって梵字・冠文字を入れることが多い宗派、ほとんど入れない宗派、があります。
初めてお位牌を作られる場合は、上記の宗派別の形式に合わせる形でよろしいと思います。
また既に自宅にご先祖様のお位牌がある場合は、ご先祖様のお位牌の梵字・冠文字の有無に合わせる形で良いでしょう。

家紋(+3000円)

家紋の場合は有料(+3000円)ですが入れることができます。

通常お位牌は、ご指示がない限り、綺麗に文字が残る彫り文字で承っていますが、家紋の部分のみ「書き文字」の対応となります。(彫らないで表面から家紋の柄を金文字で転写する形式です)

彫りは対応できませんのでその点をご了承頂ければ、家紋入れの対応が可能です。

お位牌に家紋を書く位置ですが、お位牌の「表面最上部」に入れます。


49日法要までの「仮の位牌」の戒名の下にある「霊位」は「位」に変えて本位牌を作成するのですか?

49日法要までの「仮の位牌」の戒名の下にある「霊位」は「位」に変えて本位牌を作成するのですか?

49日法要までの白木位牌(仮位牌)から49日後の本位牌を作る際は、戒名下にある「霊位」の「霊」の文字を抜いて「位」だけにして本位牌を作ります。

これは49日法要をさかいに故人様が「霊」から「仏(ほとけ)」へ変わられたという意味合いがあります。

また「位」も入れずに、戒名だけにされる方もいらっしゃいます。何も入れない場合でも特におかしいわけではありませんが、日本の伝統的な習慣を尊重するならば、「位」を入れることをお勧めします。

ちなみに通常お位牌を作らない「浄土真宗」の場合で、もしお位牌を作る場合は、法名(戒名のようなもの)の下には「位」を入れないで作ることが一般的です。これについては「お位牌作らない浄土真宗でもお位牌を作りたい方へ【お位牌の作り方】」をご覧ください。


年齢の表記の「行年」「享年」について教えてください。

まず初めに知って頂きたいのは白木位牌に書かれている年齢表記通りに、本位牌を作成するのが一番良いです。行年や享年は寺院ごとにどちらを使うか異なり、見解も異なることがたまにあります。ですので寺院が変わっていない場合はそのまま記載することをおすすめします。白木位牌に行年●●歳と書かれていたらそのまま本位牌にもご記載下さい。


ですが過去に寺院が途中で変わった場合や、ご先祖のお位牌の表記がバラバラの場合は、下記の認識をもとに年齢表記を統一されることをおすすめします。その際には下記の通りに作る形でよろしいと思います。

行年(ぎょうねん)


意味:行年は、故人が亡くなった時点での満年齢を示します。これは、一般的に私たちが日常で使う年齢の数え方と同じです。


:満年齢で70歳の場合、行年も70歳になります。

享年(きょうねん)


意味:享年は、亡くなった年齢を「数え年」で表したものです。数え年とは、生まれた年を1歳とし、以降、毎年正月に1歳ずつ加算していく方法です。明治時代までの年齢の数え方です。そのため、享年は通常の満年齢(現在の年齢の数え方)よりも1歳多くなることが一般的です。

:満年齢で70歳の場合、享年は71歳になります。

注意点:数え年なので誕生日が来たらではなく、正月に1歳ずつ加算されていきます。なのでタイミングによっては72歳になるケースがあります。

※もっと詳しく知りたい場合は「享年と行年の違い【お位牌の知識】」をご覧ください。


白木位牌には入っていても「本位牌には入れない文字」を教えてください。

白木位牌には入っていても「本位牌には入れない文字」を教えてください。
  • 【新帰元】仮位牌の上部に書かれている「新帰元」という文字
  • 【事(叓)】俗名の下にある「事(叓)こと」という文字
  • 【没・寂】没年齢の下にある「没・寂・卒・往生」という文字
  • 【霊】戒名の下にある霊位の「霊」という文字

これらの文字は本位牌では基本的には入れません。

※さらに詳しく知りたい場合は「【本位牌の作り方】仮位牌にはあっても本位牌には入れない文字」をご覧ください。


旧字があります。別途料金がかかりますか?

旧字・異体字がある場合は基本的には無料と考えて頂いて大丈夫です。当社又はメーカーで過去に製作したことがある文字はデータが残っているためです。

ですが「作字」といって過去にも作った経験がない旧字・異体字に関しては有料(+3000円)となります。作字にあたるケースはあまりありませんが、もし作字になった場合は別途ご連絡させて頂き、ご相談させて頂ければと思います。

ご注文の際ですが、旧字・異体字はWEB上で記入すると文字化けなどが発生します。ですが当店ではWEB上からご指示頂けるように「旧字・異体字」の専用ページからご指示頂けるスムースな注文方法をとっております。


法名軸とはどんな仏具?

法名軸とはどんな仏具?

法名軸(ほうみょうじく)は簡単に説明すると「浄土真宗の方の位牌」です。見た目は「掛け軸」のような見た目の仏具ですが、浄土真宗の方の正式なお位牌です。

通常、お位牌は49日法要時に「入魂」をしますが、浄土真宗では死後の霊魂はこの世に残らないと考えているので、49日法要時は法名軸へ入魂ではなく「仏前読経」をしてもらう形となります。

まとめると、法名軸は魂が入っている訳ではなく「故人を思い出しながら供養するための仏具」です。

浄土真宗東(大谷派)・浄土真宗西(本願寺派)・浄土真宗高田派・浄土真宗佛光寺派・浄土真宗系etc、すべての浄土真宗の派で用いられます。


法名軸はいつまでに作るの?

法名軸は、49日法要までに準備しておきます。

法名は故人様が仏門に入ったことを示すものであり、その法名を軸として記すことは、故人様の新たな名前を尊重し、49日という供養の場において故人様が仏教徒として新たな存在を得たことを正式に認めるといった意味合いがあります。

法名軸には魂入れはしないものの、49日法要は家族全員が集まり、故人様の霊が成仏するための重要な節目の日ですので49日法要までにご準備いただくことをおすすめします。

ちなみに49日までに「ご本尊(仏像か掛け軸)」と「白木位牌(葬儀の際に使用したもの)」と「法名軸」を準備し、お金を包んだ熨斗袋と共にお寺に持っていき「仏前読経」してもらいます。


法名軸に魂入れは必要?

法名軸に魂入れは必要?

浄土真宗は「亡くなった人は臨終の瞬間に、阿弥陀如来のお力によりすぐ極楽浄土へ往生し、仏となることができる」という考え方の「往生即成仏」という教えがあります。そのため法名軸には、魂入れではなく「仏前読経」をしてもらうのが一般的です。

なので49日法要の際にはあった方がいいですが、それ以外のタイミングで購入した場合は、お位牌のように寺院に入魂を依頼することはしなくてもいいでしょう。

お寺さんによって考え方が違うこともあるので、気になる場合は菩提寺に聞いてみるのも良いでしょう。


法名軸と過去帳は両方必要?

法名軸と過去帳は両方必要?

結論からいうとこちらは個人差がありますが、法名軸の方がより正式なものとされています。なのでお仏壇に入る最初の故人様の場合は法名軸をオススメします。

数名は法名軸で飾り、お仏壇の中に法名軸を飾りきれなくなったタイミングで、古いご先祖様の法名軸を過去帳に書き記してまとめる形が多いです。その際の古い法名軸は通常は寺院により、お焚き上げしてもらいます。

お付き合いのある菩提寺に聞いてみるのも良いでしょう。


法名軸の並べ方は?内側向き?それとも正面向き?

法名軸の並べ方は?内側向き?それとも正面向き?

浄土真宗は多くの「派」に分かれます。その「派」によって内側向きに飾るか、正面向きに飾るかが異なります。

内側向きに飾ることが多い「派」

  • 浄土真宗本願寺派(西)
  • 浄土真宗仏光寺派
  • 浄土真宗出雲路派
  • 浄土真宗誠照寺派
  • 浄土真宗三門徒派

これらの宗派はお仏壇の内側に法名軸を向けて飾ることが多いとされています。(地域性・寺院により誤差あり)
考え方の特徴としては阿弥陀如来と故人が直接繋がる形になり、より尊い供養が行われると考えられています。

正面向きに飾ることが多い「派」

  • 浄土真宗大谷派(東)
  • 浄土真宗高田派
  • 浄土真宗木辺派
  • 浄土真宗興正派
  • 浄土真宗山元派

これらの宗派は正面に向けて法名軸を向けて飾ることが多いとされています。(地域性・寺院により誤差あり)
考え方の特徴としては正面に故人の法名が見える形にすることで、故人をより身近に感じながら供養を行うという考え方です。

また手元供養などでご本尊を用意されない場合はお仏壇一番上段の中央に正面を向けてお祀りしても良いでしょう。


法名軸の文字入れレイアウトを教えてください。

法名軸の文字入れレイアウトを教えてください。

法名は大体の方の文字数は3文字ですので、上記の左側のレイアウトが一般的です。

浄土真宗本願寺派や真宗大谷派では院号(〇〇院)を付ける場合があります。院号は特に功績を残した方などに送られます。その場合は上記の右側のレイアウトにする形が良いでしょう。


法名軸で夫婦連名で文字入れは可能でしょうか?レイアウトを教えてください。

法名軸で夫婦連名で文字入れは可能でしょうか?レイアウトを教えてください。

法名軸の夫婦連名の文字入れもお位牌と同様に受注可能です。料金は+3000円で承っております。

レイアウトは上記の「2人用パターン①」のレイアウトがオススメです。法名軸は彫る面がお位牌と比べて広いので、十分に視認性は良いです。

上記の「2人用パターン➁」においては、あまりオススメはしていません。法名軸の裏面はお位牌のように反対にすれば見える構造になっていません。板を外して初めて見える構造となります。

注意点としては


法名軸のネット通販で心配です。きちんと届きますか?

法名軸のネット通販で心配です。きちんと届きますか?

当店では月間300本程度の位牌を製作し、間違いなくお届けできるよう以下のような受注体制を設けております。

■レイアウト確認サービス(+500円)
彫りの着工前に文字内容やレイアウトに間違いがないか、位牌の校正画像をメールでご確認いただけるサービスです。
校正の修正は2回までは追加料金がかかりません。

■納期管理
万が一お位牌の在庫状況などによりご法要日までにお届けが困難な場合には、受注後速やかにご連絡いたします。

お客様にご不安がないようきめ細やかなご連絡を徹底しておりますので、どうぞ安心してご注文くださいませ。


女性の法名に付くことがある「尼」の文字にも種類があると聞きました。教えてください。

女性の法名に付くことがある「尼」の文字にも種類があると聞きました。教えてください。

少し前まで、女性の法名は「釋」の字のすぐ下に「尼」の文字が付くことが一般的でした。ちなみに現代では「尼」がほぼつきません。

理由としては、男女平等の観点から、法名においても性別を問わない形式を採用する動きが広がってきたため、女性の法名に「釋尼○○」のように「尼」をつけることは少なくなり、性別に関わらず「釋○○」とするのが一般的となりました。

この「尼」の字は他の字より少し小さくしたり右に寄せたりします。
「右寄りの小さめ」にされる方が一番多く一般的な形です。ご不明な場合は、菩提寺さんに聞いていただくか、既にご先祖様の法名軸がある場合は、その法名軸の形式に合わせても良いでしょう。

「尼」の旧字・異体字を確認してみたい方は「旧字・異体字の一覧」ページにて「尼」を検索してご確認ください。


法名の「釋」の文字が旧字を使用しているようです。旧字のままの方がいいですか?

基本的には白木位牌に書かれている通りに記載したほうがいいと思います。またご先祖様のお位牌があるようならその「釋」を確認して、ご先祖様のお位牌と合わせたほうが良いでしょう。

「釋」の旧字・異体字を確認してみたい方は「旧字・異体字の一覧」ページにて「釋」を検索してご確認ください。


お位牌の人気ランキング